◆トピックス
2010年2月08日

全国の裁判所に平成21年に申し立てられた法人の自己破産件数は約1万1,423件で、1万件を初めて超えた08年の1万1,059件から3.3%増え、統計上把握できる85年以降で過去最多となったことが8日、最高裁のまとめで分かった。法人の破産申し立ては02年の9,471件をピークに減少していたが、05年の8,256件を底に、増加へ転じている。一方、経営再建を前提とした手続きの09年の申請件数は、主に中小企業が行う民事再生法の適用申請が前年比23%減の661件、主に大企業が活用する会社更生法の適用申請は前年(34件)とほぼ同水準の36件。また、個人の自己破産申し立てについては12万6,265件(前年比2.5%減)。過去最悪だった03年の24万2,357件をピークに6年連続の減少。


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